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Archive for the ‘とぉちゃんと呼ばれて 伊藤稔弘’ Category

10月
17

雲の上まで歩く2012 その13

第4日 9月17日(月・祝)

この日の日の出は、5:20ころ。
前もって、インターネットで調べておいた。

うんとこさ早起きしたのだが。
残念ながら、悪天候でなぁんにも見えない。
雨というわけではなく、ガスりまくっている。
風もまだまだある。
残念だけど、まぁ、山の上ではよくあることです。

昨夜は一晩中、強い風が吹きつけていた。
さえぎる物が何もない、稜線上のテント場だから、しょうがないとはいえ、ずいぶん強い風だった。
夜中に何度も目がさめて、テント、飛ばされないか?と心配するくらいの強風。

テントを覆うフライシートが、バサバサ言ってる中、下の子は泣くこともなく、グズることもなく、朝まで熟睡。びっくらこきました。
しかも、朝4時半ころ起こしたら。すっくと起き上がって、
「とうちゃん、おはよう!」
びっくらこきました。

子どもだからと、侮ってはいけない。
親が思う以上に、もう、いろんなことが出来るようになっているんだと、我が子ながら見直しました。

天気は良くないけれど、予報では、回復すると言っている。
さぁ、下山しよう。いっきに、家まで帰るんだよ。
今日は、歩行距離、歩行時間とも、長丁場だぞ。
元気よく行こう!!

10月
17

雲の上まで歩く2012 その13

第4日 9月17日(月・祝)

この日の日の出は、5:20ころ。
前もって、インターネットで調べておいた。

うんとこさ早起きしたのだが。
残念ながら、悪天候でなぁんにも見えない。
雨というわけではなく、ガスりまくっている。
風もまだまだある。
残念だけど、まぁ、山の上ではよくあることです。

昨夜は一晩中、強い風が吹きつけていた。
さえぎる物が何もない、稜線上のテント場だから、しょうがないとはいえ、ずいぶん強い風だった。
夜中に何度も目がさめて、テント、飛ばされないか?と心配するくらいの強風。

テントを覆うフライシートが、バサバサ言ってる中、下の子は泣くこともなく、グズることもなく、朝まで熟睡。びっくらこきました。
しかも、朝4時半ころ起こしたら。すっくと起き上がって、
「とうちゃん、おはよう!」
びっくらこきました。

子どもだからと、侮ってはいけない。
親が思う以上に、もう、いろんなことが出来るようになっているんだと、我が子ながら見直しました。

天気は良くないけれど、予報では、回復すると言っている。
さぁ、下山しよう。いっきに、家まで帰るんだよ。
今日は、歩行距離、歩行時間とも、長丁場だぞ。
元気よく行こう!!

10月
17

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10月
15

雲の上まで歩く2012 その12

第3日 9月16日(日) その5

蝶ヶ岳ヒュッテに着いて、宿泊の手続きをする段になって、びっくらこいた!
なんと!下の子が、
「父ちゃんと一緒に、テントで寝る!」

ホントに大丈夫か?
夜中に、泣いて起きてきて、「母ちゃん!!」にならないか?
ま、本人の希望なので尊重する。

というわけで。
下の子と父ちゃんで、テント。
上の子は、母ちゃんと一緒にヒュッテ。

天気はよくない。雨こそ降ってきていないものの、風も、強い。寒い。
テントのフライシートなんか、バサバサ!いってる。
槍穂の稜線も、なぁんにも、見えない。
星も、月も、なぁんにも、見えない。
明日の日の出は、期待できないだろう。
それもまた、山なんだよ。

長い一日が終わった。
さあ、寝よう。
お疲れ様。よくぞここまで、歩いてきたもんだ!!
ほんとに、よくやった。すごいぞ!子どもたち!!!
そして、かぁちゃん!ありがとう!!

父ちゃんは、一人勝手に、感無量。

10月
15

雲の上まで歩く2012 その12

第3日 9月16日(日) その5

蝶ヶ岳ヒュッテに着いて、宿泊の手続きをする段になって、びっくらこいた!
なんと!下の子が、
「父ちゃんと一緒に、テントで寝る!」

ホントに大丈夫か?
夜中に、泣いて起きてきて、「母ちゃん!!」にならないか?
ま、本人の希望なので尊重する。

というわけで。
下の子と父ちゃんで、テント。
上の子は、母ちゃんと一緒にヒュッテ。

天気はよくない。雨こそ降ってきていないものの、風も、強い。寒い。
テントのフライシートなんか、バサバサ!いってる。
槍穂の稜線も、なぁんにも、見えない。
星も、月も、なぁんにも、見えない。
明日の日の出は、期待できないだろう。
それもまた、山なんだよ。

長い一日が終わった。
さあ、寝よう。
お疲れ様。よくぞここまで、歩いてきたもんだ!!
ほんとに、よくやった。すごいぞ!子どもたち!!!
そして、かぁちゃん!ありがとう!!

父ちゃんは、一人勝手に、感無量。

10月
12

雲の上まで歩く2012 その11

第3日 9月16日(日) その4

稜線の案内表示から、蝶ヶ岳まで。もうひと踏ん張り。
右手には、雲の切れ間、眼下はるかに、梓川が見える。

あの川沿いの道を歩いてきたんだよ。

左手には、これも、雲の切れ間、足元はるか遠くに、豊科の町が見える。
天気がよければ、夜には、街明かりを見下ろすことが出来る。ハズだったんだけどなぁ。

足元、はるか下から、雲が湧き上がってくる!!
ほら!!今、まさしく、今!!
僕たちは、雲の上にいる!!!!雲よりも、高いところにいる!!!!

雲の上まで歩く。歩いて行くことが出来る。
ね、本当だっただろう?

さぁ、蝶ヶ岳ヒュッテだ。
みんな、よく頑張った。たいしたもんだよ。お見事!!!

10月
12

雲の上まで歩く2012 その11

第3日 9月16日(日) その4

稜線の案内表示から、蝶ヶ岳まで。もうひと踏ん張り。
右手には、雲の切れ間、眼下はるかに、梓川が見える。

あの川沿いの道を歩いてきたんだよ。

左手には、これも、雲の切れ間、足元はるか遠くに、豊科の町が見える。
天気がよければ、夜には、街明かりを見下ろすことが出来る。ハズだったんだけどなぁ。

足元、はるか下から、雲が湧き上がってくる!!
ほら!!今、まさしく、今!!
僕たちは、雲の上にいる!!!!雲よりも、高いところにいる!!!!

雲の上まで歩く。歩いて行くことが出来る。
ね、本当だっただろう?

さぁ、蝶ヶ岳ヒュッテだ。
みんな、よく頑張った。たいしたもんだよ。お見事!!!

10月
11

雲の上まで歩く2012 その10

第3日 9月16日(日) その3

途中、昼食を済ませた後から、徐々に子ども同士の間が離れ始める。
行く気満々、登る気満々の下の子は、いいペース。ぐいぐい高度を稼ぐ。急登をものともせず、登る。
父ちゃんは、こちらにつく。
少々疲れ気味で、遅れ気味の上の子には、母ちゃんがつく。

周りの植生が変わる。木がだんだん低くなる。
ハイ松に変わったらすぐ、稜線に出た。案内表示がある。
左へ行けば、常念ヶ岳。今夜の宿、蝶ヶ岳ヒュッテは、右方向だ。

ガスが出てきて、見通しはよくない。
風もあって、寒い。
防寒をかねて、合羽を着る。
上の子と、母ちゃんの到着を待つ。

10月
11

雲の上まで歩く2012 その10

第3日 9月16日(日) その3

途中、昼食を済ませた後から、徐々に子ども同士の間が離れ始める。
行く気満々、登る気満々の下の子は、いいペース。ぐいぐい高度を稼ぐ。急登をものともせず、登る。
父ちゃんは、こちらにつく。
少々疲れ気味で、遅れ気味の上の子には、母ちゃんがつく。

周りの植生が変わる。木がだんだん低くなる。
ハイ松に変わったらすぐ、稜線に出た。案内表示がある。
左へ行けば、常念ヶ岳。今夜の宿、蝶ヶ岳ヒュッテは、右方向だ。

ガスが出てきて、見通しはよくない。
風もあって、寒い。
防寒をかねて、合羽を着る。
上の子と、母ちゃんの到着を待つ。

10月
10

雲の上まで歩く2012 その9

第3日 9月16日(日) その2

横尾は素晴らしいところだ。父ちゃんは、ここが大好きだ。
ここはすでに登山者の空間。観光客がここまで来ることは、まずない。

ここから大きく3つのルートに分かれる。
一つは、涸沢、穂高を目指すルート。
もう一つは、槍ケ岳を目指すルート。
そして、蝶ヶ岳へ至るルート。

蝶ヶ岳へのルートは、いきなり急登が始まる。
子どもたちは、臆することなく、元気良く登っていく。
これにもびっくりした。だいぶ見くびってましたね。はい、すみません。

槍見台の少し手前から、槍ケ岳が見えるようになる。
あれが槍ケ岳だよ。いつか一緒に登ろうね!
槍見台で大休止。蝶ヶ岳は、まだ、はるか上だ。