第4日 9月17日(月・祝) おまけ駐車場に停めておいた車に近づいてみると。。。なんと!ルームランプが点いているではありませんか!あおくなりました。案の定、エンジンはかかりません。涙。もう、夕方、暗くなりかけています。唖然。子どもたちは、事の深刻さに気付いておりません。エンジンカカンナイト、オウチニカエレナインダヨ。。。JAFヲヨブカ。。。その時!まるで、私たちを助けるためのように!!あらわれたのは、一台のキャンピングカーでした!!!道路を挟んだ向かい側の駐車場に入っていく。追いかけて行って、事情を話して、救援をお願いする。快く引き受けてくださった!なんと!ありがたいことか!!エンジンがかかった後も、しばらく充電したほうが安心だよと、5分ほどケーブルをつないだままにしてくださる。ご夫婦お二人で、キャンピングカーの旅を楽しんでいらっしゃるとのこと。子どもたちは、ちゃっかり、車内を見学させていただき、大喜び!!我が家では、キャンピングカーのことを、「お家の車」と呼んでいる。さあ、もう大丈夫でしょうと、実にかっこよく去って行かれた。。。くぅう。。。あんな、カッコイイ大人になりたいぜ!さあ、今度こそ。安全運転で、お家に帰ろう!!山の神様!ありがとう!!さようなら!!!また来るよ!!!
>>>なごや子連れ狼の会(NWC)とは
リリカの通う小学校は児童数1000名近くのマンモス校です。
1学年におよそ150~170人いて、クラス数は低学年で5~6クラス、高学年で4クラスです。
少子化の流れの中、近くの商店街のある学区では合併の話がでるくらいなのに、この児童数はすごいことです。
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第4日 9月17日(月・祝) その3
ここまでくれば、後は、一昨日来た道を戻ることになります。
ほぼ、平坦と言っていい、梓川沿いの道。
ただ、距離はまだまだあるぞ。
徳沢か…
第4日 9月17日(月・祝) その3ここまでくれば、後は、一昨日来た道を戻ることになります。ほぼ、平坦と言っていい、梓川沿いの道。ただ、距離はまだまだあるぞ。徳沢から明神を経て、上高地バスターミナルまで。それだけでも、ざっと6キロ以上ある。ここまで来たら、さすがに体力差なのか、上の子が先行するようになってきた。だいぶ遅れて、下の子と私。いろんな話をしながら二人で歩く。濃密な時間。天気はすっかり回復して、梓川の向こうに、明神、穂高を眺めながら歩く。ほら、みてごらん。さっきまで、あの雲の上にいたんだよ。もう、こんなに下りてきちゃったねぇ。また登ろうね! 今度は、槍ヶ岳に行きたいね。明神まであと少し、というところで、まただよ、またしてもだよ。。。「とうちゃん、うんこ!」「がまんできない!!!」二度目ともなれば、手慣れたものです。ビニール袋に入れて、お持ち帰り(^^;;;明神のトイレでリリース。今日、最終日は、とにかく歩行距離が長い。途中で音を上げたりしないかな。。。そんな心配は杞憂で、無事、バスターミナルまで歩きとおしました。大人でも容易ではない距離、歩行時間です。本当に、大したものだと、父は、心からの称賛を惜しみません。二人とも、よく最後まで歩きとおした!!すごい、すごい、すごい!!!バスは、予想外にすいていて、並ぶこともなく、スッと乗れました。ほどなく、沢渡の駐車場です。さぁ、安全運転で、お家に帰ろう!!
第4日 9月17日(月・祝) その2
まずは、ピークを踏もう。
ここが、蝶ヶ岳の頂上だよ。標高2677メートル。
よくぞ、ここまで、登ってきたものだ。
100%自分の足で。…
第4日 9月17日(月・祝) その2まずは、ピークを踏もう。ここが、蝶ヶ岳の頂上だよ。標高2677メートル。よくぞ、ここまで、登ってきたものだ。100%自分の足で。これは、ものすごいことだと思う。名残は惜しいけれど、下山しよう。昨日登って来たルートとは違う、長塀尾根をたどろう。これは、横尾ではなく、徳沢に降りるルートだ。勾配は比較的緩やかだけど、距離は長い。足元に気をつけて、ゆっくり、あわてずに降りよう。ハイマツ帯から、森林限界、すぐに樹林帯に入る。やがて、長塀山の山頂に出る。三角点がある。「とうちゃん、これなぁに?」そうだねぇ。帰ったら、T君のお父さんに聞いてみようか。T君のお父さんは、こういう関係のお仕事をしているから、よく知っているはずだよ。更に高度を下げると、クマザサが目につくようになる。と、下の子が、「とうちゃん。これ、クマザサだよね。」そうだよ。よく覚えていたね。「じゃぁさ。シカザサとか、サルザサってのもあるの?」この、論理構成力には驚いた。熊>鹿>猿と、葉っぱの大きさに応じた種類があるのでは?と推論しているわけだ。ときどき、この子の頭をパカッと開けて、脳味噌の中をのぞいてみたくなることがある。途中、替え歌を大声で歌いながら、歩く。あぁ、もう!いい加減に嫌!!になりかけたころ、やっと、徳沢に着く。ここでキャンプしたねぇ。テント場を横切って行こう。その前に、ここで大休止。河童橋、上高地のバスターミナルまでは、まだまだあるよ。
第4日 9月17日(月・祝)
この日の日の出は、5:20ころ。
前もって、インターネットで調べておいた。
うんとこさ早起きしたのだが。
残念ながら、悪天候でなぁんにも見え?…
第4日 9月17日(月・祝)この日の日の出は、5:20ころ。前もって、インターネットで調べておいた。うんとこさ早起きしたのだが。残念ながら、悪天候でなぁんにも見えない。雨というわけではなく、ガスりまくっている。風もまだまだある。残念だけど、まぁ、山の上ではよくあることです。昨夜は一晩中、強い風が吹きつけていた。さえぎる物が何もない、稜線上のテント場だから、しょうがないとはいえ、ずいぶん強い風だった。夜中に何度も目がさめて、テント、飛ばされないか?と心配するくらいの強風。テントを覆うフライシートが、バサバサ言ってる中、下の子は泣くこともなく、グズることもなく、朝まで熟睡。びっくらこきました。しかも、朝4時半ころ起こしたら。すっくと起き上がって、「とうちゃん、おはよう!」びっくらこきました。子どもだからと、侮ってはいけない。親が思う以上に、もう、いろんなことが出来るようになっているんだと、我が子ながら見直しました。天気は良くないけれど、予報では、回復すると言っている。さぁ、下山しよう。いっきに、家まで帰るんだよ。今日は、歩行距離、歩行時間とも、長丁場だぞ。元気よく行こう!!
第3日 9月16日(日) その5
蝶ヶ岳ヒュッテに着いて、宿泊の手続きをする段になって、びっくらこいた!
なんと!下の子が、
「父ちゃんと一緒に、テントで寝る!」
ホント?…